第2種電気工事士

先々月くらいのことになるが、第2種電気工事士の資格を取ってみたので、簡単に感想を。

・筆記試験
参考書2冊購入。勉強時間は30時間程度。自己採点で39/50。
計算問題は高校物理の基礎レベルで出題範囲も狭いので、それ程苦労は無かった。
配線設計、工事、検査関連の問題は基本的に暗記のみ。馴染みのある人はそれ程苦労は無いかもしれないが、
工具、器具名もあまり知識がなかったので苦労した。
配線図を読み解くのは結構重要。後半20問は一軒家の配線図を題材に出題されるので、
配線図から複線図を書けるくらいは出来たほうがいいと思う。

・技能試験
工具を持ち合わせていなかったので、Amazonで購入。実技練習用部材も購入。あわせて20000くらい。
技能試験対策は複線図を書けるようにすること、全13問を一回づつ練習。15時間程度。
実際に作業する上で、工具を使い慣れる必要もあるし、初めてだと実作業で細かい事で迷う事が多いので、
実技練習する事は必須だと思う。
配線図から複線図を書いて施工完了まで40分以内を目標に練習する。
最初は1時間30分、2回目は40分、3回目以降は30分以内で作れるようになった。
コツとしては、どれだけ効率よくケーブル長を決めるか、だと思う。
1時間30分かかった時は、ミリ単位で測定、切断して工作していたが、効率が悪かった。
慣れてくると、ざっくりとした長さで作成して、後で調整することを覚える。
被覆を剥くときも、10mm、12mmを計るのではなくて、少し長めに剥いてからペンチで長さを揃えたりする。
ランプレセプタクルも回数をこなせば3分もかからない。
実際の試験では35分かかった。結線確認や線長調整を慎重にやったこともあるが、
試験会場の作業スペースがそれ程広くなかったり、着席強制で身動き取れなかったりしたので、
練習では30分以内で完成できるようにしておいたほうがいいと思った。


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